生活習慣病の治療で降圧剤を使用すると頻尿になる

高血圧は生活習慣病のひとつです。飲酒や喫煙などの生活習慣、また過剰に塩分を摂取することなどを要因としてこの症状があらわれます。高血圧とは常に血管に負担がかかっている状態ですから、少しの衝撃で血管が破れてしまったり、詰まってしまったりします。そのため、動脈硬化や心筋梗塞、脳血管疾患などを引き起こすリスクでもあります。また高血圧になると腎機能が低下します。これは、血圧が腎臓のろ過機能に大きく関係しているためです。体内の老廃物が腎臓で正しくろ過され、尿として生成、排出されることによって人間の体は健康を保つことができてるのですから、高血圧による腎機能の低下は、健康を著しく低下させることだと言うことができます。こうした状況を防ぐために、降圧剤は処方されます。これによって少しでも血圧を下げると言うのがその目的ですが、同時に腎機能の低下を補うと言う目的が含まれているものもあります。機能が低下してしまった腎臓では、作ることができる尿量が限られてしまいます。そうした状態が長く続くと血中に老廃物が溢れてしまい、人工的に血中の老廃物をきれいにする作業が必要となります。これが人工透析です。よって、こうした事態になるのを防ぐために、降圧剤の中には、少しでも老廃物を体内に溜め込まないように利尿作用が含まれているものもあると言うわけです。ただしこうした降圧剤を飲むと、副作用として頻尿が出てくる場合も少なくありません。もともと高血圧の場合、夜間頻尿が症状に出やすいことが多いので、そうした人が降圧剤を利用すると、よりその回数が増えることになります。あまりに頻尿に悩まされる場合には、医師に相談して薬を変更してみるのもひとつの方法です。またこのような状況にならないためには、生活習慣に気を配り高血圧を予防すること、少しでも血圧値に異常を感じた場合は速やかに医療機関にかかることが大切です。